そもそもどんな集計が?

 前回思いつくまま一回目の「つぶやき」をお届けしましたが、のっけから細部に踏み込み過ぎ、基本機能のご紹介がまだでした。ということで、今回はChangeitはどうビジネスを「見える化」するのか…ご紹介したいと思います。

 まずビジネスの成立条件がキャッシュフローの獲得にあるのは間違いないでしょう。そこでまずは営業活動で得られるキャッシュフロー=売上金額がリアルタイムにいろいろな視点で集計し把握する…これが出発点です。 また売上は個々の商品/サービスが一つ一つ売れることで実現されます。その中身、つまり「モノ(あるいはサービス)」から「カネ」=キャッシュフローが生みだされる流れを明確にするには、各商品/サービスの売上数量の把握も欠かせません。とりわけ在庫といった視点からは数量ベースでモノの流れを見る必要が出てきます。 その上でビジネスが持続していくためには、適正な利益も獲得しなければなりません。

 まずは売上から原価を控除した粗利益、さらにスーパーやコンビニ、百貨店といったリテイラーを通じて販売するビジネスでは、売上を実現するための変動費=販促協力金などのウェートが高く、これを粗利益から控除した限界利益が、営業活動のマネジメントで利用されています。

標準の集計メニュー

 こうしたリアルタイムな情報は、税務や関係先に企業の成績を明らかにするための財務会計とは別の、ビジネスを最適化するためのマネジメント情報です。ですから確定した実績だけでなく「先手必勝」に欠かせない先々の見込値の集計も重要になります。これらをエリア、支店営業所さらに担当者単位、あるいは商品毎に踏み込んで集計する…いわゆるドリルダウンも欠かせない機能です。

 またこうした数値が示す状況を「良し」とするか「要対策」と考えるかの判断基準、指標が必要ですが、その役割を担うのが予算です。となると、予算比(%)での表示、また年度単位の進捗つまり〇月時点では対予算でどれくらいプラスかマイナスか…といった累計、積上げ集計も必要になるはずです。 ※予算についてはお伝えしたことがいろいろあるのですが、また別の機会にしたいと思います。

 またChangeitの集計画面を開くと、過去3ヶ月の予算と実績、当月の予算と見込そして途中実績、そして今後6カ月の予算と見込の集計が一覧表示されます。さらに3ヶ月前、半年前の状況を確認したい…といった場合は、集計画面のシフト値をプルダウンすることで、「当月」を前へ(マイナス)あるいは先へ(プラス)へ任意の月数シフトすることもできます。画面と対話しながら状況を数値から把握できる、これが集計ツールのメリットです。もちろん画面に表示された集計結果は、ワンクリックでエクセルシートに出力することもできるので、ミーティングで必要な配布資料の作成が省力化します。

集計対象のエリアや部署の指定、当月を前/先にシフトさせるプルダウン…

 とはいえビジネスは千差万別、マネジメントの進め方も会社毎に違いますから、標準の集計メニューで十分…とはなりません。標準の集計メニューで不足するときは、集計メニューのカスタマイズをリーズナブルな費用で提供します。繰り返し利用する集計はどんどんメニュー化して手早くリアルタイムなデータ活用を実現し、同時に資料作りのエクセル作業を徹底的に省力化する。これがChangeitの提案です。

カスタマイズで追加した集計メニュー
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